豪華絢爛金ピカ皇子
2009'03.13 (Fri)
『王妃の紋章/満城尽帯黄金甲 Curse of the Golden Flower』 (2006年 中国)
10世紀の中国。国は栄え王の絶対支配のもと王宮は豪奢を極めていた。
前皇帝の娘(コン・リー)を妻に娶った皇帝(チョウ・ユンファ)には、3人の息子がいた。
前妻との間に出来た長男、皇太子・祥(リウ・イエ)
現王妃との息子、第二皇子・傑(ジェイ・チョウ)
年端もゆかぬ第三皇子・成(チン・ジュンジェ)
血のつながらない皇太子と不義密通を重ねる王妃
王妃との関係を断ち切れないまま医官の娘と恋に落ちる皇太子
父に武芸を見込まれ遠征に随行する母思いの第二皇子
そんな二人の兄の影に隠れてしまう自分の立場に不満を抱く第三皇子
そして、医官に命じ王妃に毒入りの薬湯を送り続ける皇帝
皇帝への恨みから、王妃の密偵をする医官の妻
そして毒入りの薬と知りながらも飲み続けなければならない王妃
重陽の節句の前に、皇帝と共に王宮へ帰還した第二皇子傑は久しぶりにみる母の衰弱した様子に驚愕する。そんな母はなにかに取り付かれたかのように一心不乱に金糸で菊の刺繍をさしつづけていた。
「重陽の節句になれば・・・」
正直・・・おもしろかったのはおもしろかったのだけれども、これがチャン・イーモウの映画だと言われると「え~~~・・・」と思わずにはいられない。
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